縮毛矯正をしたら、髪がシャキッと真っ直ぐになりすぎた。
前髪がピンと伸びて不自然になったり、根元が伸びてくると頭が四角く見えたり。
そんな経験はありませんか?
僕が目指しているのは、いかにも縮毛矯正をしたような髪ではありません。
自然で、柔らかく、触れたときにぷるっとした質感。
前髪も自然に流れ、縮毛矯正をしていることがわからないくらい、地毛のように自然な仕上がりが理想です。
僕は、縮毛矯正は単純に髪を真っ直ぐにすることではなく、髪の癖に適切に作用させ、自然な形に整えていくことだと考えています。
癖を伸ばすために、必要以上に薬剤を強くしたり、アイロンで強くプレスしたりすればいいわけではありません。
大切なのは、癖の強さや髪の状態に合わせて薬剤を調整し、必要なところに適切に作用させること。そして、アイロンでただ真っ直ぐにするのではなく、毛流れや頭の形に合わせて自然な形に整えることです。
癖を伸ばすだけでなく、髪の柔らかさや自然な動きまで考える。それが、僕の目指している縮毛矯正です。

縮毛矯正の仕上がりは、薬剤の選び方によって大きく変わります。
髪の太さ、癖の強さ、ダメージの状態、過去の施術履歴。一人ひとり違うからこそ、数ある薬剤の中から適切なものを選び、必要に応じてpHも確認しながら調合します。
僕が考えているのは、癖を伸ばすための力と、髪を柔らかくするためのアルカリのバランスです。
癖を伸ばす力をどこまで必要とするのか。髪をどこまで柔らかくする必要があるのか。
酸性、中性、アルカリ性のどれが優れているということではなく、それぞれの髪の状態に合わせて適切な薬剤を選ぶことが重要だと考えています。